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豪:BHP Billiton、South Flank鉄鉱石鉱山プロジェクトへの初期投資を決定
2017年6月26日、BHP Billitonは、WA州のPilbara地域中央部で実施予定のSouth Flank鉄鉱石開発プロジェクトに対して1億8,400万US$(2億4,400万A$)の初期投資を行うことを承認したと発表した。BHP Billitonはこれにより建設関連の雇用などが生み出されるとしている。
South Flankプロジェクトは既存の Mining Area C鉄鉱石鉱山を拡張するものであり、生産量8,000万t/年(100%ベース)のYandi鉄鉱石鉱山が2020年代初めから中盤の間にマインライフが終了することから、South FlankプロジェクトがYandi鉱山を置き換えるものと期待している。
BHP Billitonでは2018年の中盤に取締役会においてSouth Flankプロジェクトの実施を承認し、2021年に鉄鉱石の生産を開始する目標を立てている。同社によれば、South Flankプロジェクトは、高品位の鉄鉱石を産出し、剥土比は豪州西部の同社の鉄鉱石鉱山の平均程度である。操業の際にはMining Area C鉱山の既存のインフラを使用する予定である。
