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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
ロシア:RCC社、2017年内にLuchistoe鉱床における硫化銅鉱床の採掘開始へ
2017年6月28日付の地元報道等によると、Ormet社(Russian Copper Company(RCC社)傘下)は、2017年6月26日、オレンブルク州ドムバロフスキー地区のLuchistoe硫化銅鉱床において採鉱場(鉱石年産能力5万5,000t)の建設を開始した。Luchistoe鉱床の硫化銅鉱床埋蔵量は、11万2,000tである。鉱床開発は露天掘で2年間を予定し、開発初期段階の採鉱場の深度は85mとなる。2017年下期に硫化銅鉱床の採掘開始を予定しており、また露天採掘と並行して、鉱床中央部の深部(300mまで)の追加探査も行う。nOrmet社は、オレンブルク州の鉱床における銅鉱石及び銅・亜鉛鉱石の採掘・選鉱を行っている。同社の銅鉱石及び銅・亜鉛鉱石の総埋蔵量は560万tを超えており、Dzhusinsky鉱山(2004年から露天掘開発。鉱石年産能力70万t)、Elenovsky鉱山(2008年から露天掘開発。鉱石年産能力20万t)、Ormet選鉱プラント(鉱石年間処理能力82万t)を保有する。また、同社はオレンブルク州にVesenny鉱山(銅・亜鉛鉱石年産能力80万t)を建設中で、同鉱山の鉱石もOrmet選鉱プラントで処理される予定である。
