閉じる

ニュース・フラッシュ

2017年7月6日 メキシコ 森元英樹

グアテマラ:Escobal鉱山への幹線道路におけるデモ活動、対話会議による解決へ

2017年6月30日付け業界紙によると、グアテマラ政府は、Escobal鉱山を保有するTahoe Resources社代表、幹線道路を封鎖しているデモ隊代表の対話会合を翌週に開催する方向で調整していることが明らかになった。Tahoe Resources社関係者は、デモ隊は、Escobal多金属鉱山-グアテマラシティ間のCasillas市周辺にある幹線道路を封鎖しており、警官隊による催涙ガスを使用した対応が行われているが、同封鎖活動は、21日前から幹線道路が閉鎖されており、被害額は約16.4百万US$に上ると述べ、対話会合の開催への期待を示した。抗議側の主張は、鉱山が引き起こしている汚染は、健康に影響を与えるものであり、健康対策、教育プロジェクトのために支払われている鉱山のロイヤルティの成果が見えない。また、鉱山活動の作業によって地震が誘発されているというものである。最近、グアテマラでは、環境ONG等による反鉱山運動が起こっている。

ページトップへ