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- 銅 ベースメタル
ペルー:Los Chapitos銅プロジェクト、東部ボーリング調査のEIA承認
2017年1月10日、Camino Minerals社(本社バンクーバー)は、Los Chapitos銅プロジェクト(Arequipa州)において、ボーリング調査のEIAが承認されたことを明らかにした。
同プロジェクトの東側のエリアにはコミュニティが存在せず、Adriana鉱化帯やKatty鉱化帯と呼ばれる鉱化ゾーンが広がっており、こちら側を第一の探査ターゲットとして、リバースサーキュレーションボーリング調査のための環境影響評価書がエネルギー鉱山省に承認されたもの。今後、行政側からのフィールド活動開始許可が2017年1月末までに受けられるものと同社は見込んでいる。
Adriana鉱化帯は75m×150mの広がりを持ち、Katty鉱化帯はその南東約1㎞に、50m×125mの広がりを持って並ぶ。ボーリング調査の初期においては、地表の酸化鉱の下部に広がる物理探査異常を確認することになるという。さらに、2017年内に、Adriana-Katty鉱化トレンドの南東延長線上にあるVickyゾーンへのトレンチ調査も計画されている。なお、同プロジェクト西側の、古くからの鉱山地帯で、地表で38mにわたって銅品位2.1%以上を示すサンプルが得られているAtequipaコミュニティエリアに関しては、2016年11月、同社と同コミュニティ間で、アクセスのための5年間の社会協定が締結されている。
