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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2017年7月25日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:加Americas Silver社、San Rafaelプロジェクトの開発工事進捗状況を公表

2017年7月17日付け地元紙によると、加Americas Silver社(本社:トロント)は、同社がSinaloa州に保有するSan Rafael多金属プロジェクの開発工事進捗状況を発表した。なお、同工事は、2016年第4四半期から行われている。同州Cosalá郡に位置する同プロジェクトは、2015年末の発表データでは、平均品位銀110g/t、鉛1.79%及び亜鉛4.26%が捕捉されている。プレFS調査の結果、2016年3月に発表された初期資本コストは22百万US$であったが、浮遊選鉱プラント能力を含めたミルの拡張、既存設備の復旧、斜坑開削にかかわる最適化、為替変動により18百万US$に減少した。2017年7月30日現在、修正後のコスト中10.5百万US$を費やした段階にある。同社管理部は、Los Braceroミルにおける粗鉱初期処理は9月中旬には開始したいとの意向を示した。なお、プレFS調査によると同プラントは、本年第4四半期中に粗鉱処理量1,500t/日に達する見込みである。また、同プロジェクトは、鉱山寿命6年、年間生産量銀31.1t、亜鉛22.7千t及び鉛9.1千tを見込んでいる。

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