閉じる

ニュース・フラッシュ

2017年7月25日 ロンドン ザボロフスキ真幸

南ア:Zwane鉱物資源大臣、新たな鉱業権の許可、更新の制限を提案

南アMosebenzi Zwane鉱物資源大臣は、2017年7月19日に鉱物・石油資源開発法(Mineral and Petroleum Resources Development Act)の下、新たな鉱業権の許可または更新を制限するとの提案を官報にて公表した。7月18日以前に受理及び許可された鉱業権はこれに当てはまらず、改定鉱業憲章の必要条件も早急には求められない。さらに、鉱物資源省が2017年7月20日付で公表したステートメントによると、同提案は南ア鉱業協会による改定鉱業憲章の緊急差止要請により必要な一時停止期間(モラトリアム)であり、新たな鉱業権の申請または更新は改定鉱業憲章の下で実施するため、一時停止期間は裁判所が9月に予定されている判決を下すまで継続する予定である。また、同提案に対する関連ステークホルダーからの表明は8月4日まで受け付け、最終的な一時停止期間の内容はその後に改めて公表する。なお、南ア鉱業協会は7月20日、「Zwane大臣の同提案は産業界に損害をもたらし、大臣の権限を越えたものである」として、即時撤回を申し入れた旨のプレスリリースを公表した。

ページトップへ