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- 金 ベースメタル
メキシコ:Fresnillo社、金生産量増加
2017年7月26日付け地元紙によると、墨Fresnillo社は、同社が保有するSan Julián鉱山の操業が順調に進んでいること、及びFresnillo鉱山の改良工事により、同社の金、銀生産量が2017年第2四半期に回復したことを明らかにした。同期の銀生産量は対前年同期比11.7%増の14.5百万ozとなり、今後、生産量が更に増加すると予想されており、また、金生産量は同2.7%増の223.479ozであった。San Julián鉱山では、2016年6月に第1フェーズのリーチングプラントからの生産が開始され、2017年7月には第2フェーズの浮遊選鉱プラントにおける生産が開始した。また、同社の生産量増加には、Fresnillo鉱山の施設改良も貢献している。San Julián鉱山は今後2ヶ月以内に第2フェーズ工事が完了し、Fresnillo鉱山は年末までに稼働率を最大にする計画であり、今後、予定されている拡張工事に先駆け、両鉱山の回収率増加を図った。
同社は2017年の目標生産量を銀58~61百万oz、金870,000~900,000ozと見込んでいる。Fresnillo鉱山の銀生産量は2016年第2四半期4百万ozから、2017年の第2四半期には4.49百万ozと増加した。金生産量に関して、同社が保有するHerradura鉱山は品位低下と埋蔵量の減少から、前年同期の119,445ozから116,267ozに減少した。Noche Buena鉱山における金生産量は回収率の低さから、前年同期の48,014ozから42,097ozへと減少した。Ciénega鉱山の金生産量は前年同期の19,651ozから18,904ozへ、Saucito鉱山は同20,186ozから15,896ozへとそれぞれ減少した。
