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ニュース・フラッシュ

2017年8月8日 ロンドン ザボロフスキ真幸

南ア:南ア鉱業協会、2015/16年の南ア鉱業セクターにおける女性労働者率は13%以上

南ア鉱業協会が発行した2017年ファクト・シート「Women in Mining」によると、2002年時には、11,400名であった南ア鉱業セクターにおける女性労働者数は2015年~2016年時に57,800名となり、鉱業労働人口の女性率は13%以上になった。また、2015/16年の役割別女性割合はトップマネージメントレベルで14.3%、シニアマネジメントレベルで15.3%、ミドルマネジメントレベルで21.5%、熟練技能者で17.4%であった。レポート内では、鉱業の近代化、技術の向上により器用さ、問題解決能力がより重要となることで、女性の参画増加が期待されている。また、メディア報道によるとHarmony Gold社のCorporate and investor relations executive、Marian van der Walt氏は南アのジェンダー多様性の向上は、鉱山会社による女性エンパワーメント・イニシアチブの貢献によるところも大きいが、鉱業憲章による女性雇用率の引き上げ要求が主な要因だと述べた。

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