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メキシコ:米Hecla Mining社、メキシコにおいて2020年以降も操業を継続する見込み
2017年8月3日付け地元紙によると、米Hecla Mining(本社:アイダホ)社は、同社がDurango州に保有するSan Sebastian金銀鉱山の操業は、2020年以降も継続することを明らかにした。同社幹部のコメントは下記のとおり。
- 2015年12月に2001~2005年に操業を行っていたSan Sebastian銀金鉱山の操業を再開した。当初鉱山寿命は2年としていたが、精力的な探鉱の結果とVelardeña村近隣に位置する金銀抽出プラントのリース期間をさらに2年延長することができたことから2020年以降も操業を継続可能となった。なお、2020年までプラントに供給する粗鉱量は確保されている。
- 露天掘りから坑内掘りに作業を集中させ、2017年末に最初の坑内掘り粗鉱の運用開始を見込んでいる。また、ボーリング調査は、同鉱山の鉱山寿命を延伸させる機会を与えるものである。現在、採掘の新たな地域の可能性があり、East Francine脈とMiddle脈の延長に注目している。探鉱の成功を踏まえ2017年は、同鉱山の探鉱予算を前年の1.1mUS$から5.3mUS$へ増加させた。
- 2017年第2四半期の同鉱山の生産量は、銀が前年同期の39.2tから27.0tへ、金が295㎏から205㎏へと減少した。
