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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2017年8月15日 北京 森永正裕

中国:電解アルミニウム新規稼働生産能力は、445万tに達する

安泰科によれば、2017年国内電解アルミニウム新規稼働生産能力は、445万tに達する。2016年国内電解アルミニウム新規稼働生産能力は280万tで、対前年比59%増加であった。データによると、2017年上半期国内電解アルミニウム新規稼働生産能力は206万tに達し、新規稼働生産総能力の46%を占めている。2017年下半期には残りの239万t電解アルミニウムを生産する予定。
2017年電解アルミニウム工場を新設したのは16社に及ぶ。当該16社製錬所では、合計1,561万t生産能力が稼働し、立地は7省区に及ぶ。2016年に新規稼働した電解アルミニウム生産能力は280万tで、合計5社の製錬所に及んでいる。これら5社の製錬所の2016年の年間生産能力は約1,250万tである。そのうち電解アルミニウム生産能力116万tの内モンゴル華雲新材料は中国アルミ集団に所属し、2017年5月から83万tの電解アルミニウムプロジェクトを稼働させ、8月に生産目標に達する見込み。残りの33万tの電解アルミニウムプロジェクトは2017年末に生産開始予定。広西華磊新材料は、年間生産能力40万tの電解アルミニウムプロジェクトを建設し、7月に稼働する予定だが、工期が遅れているため、9月に生産開始する。遼寧忠旺集団は、6月に予定していた46万tの電解アルミニウムプロジェクトは、設備の問題で7月末に遅らせた。

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