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ニュース・フラッシュ

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2017年8月15日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:労働組合国際組織がGrasberg鉱山解雇労働者の復職のために活動中

2017年8月4日付地元メディアによると、スイス・ジュネーブにある労働組合の国際組織IndustriALL Global Unionは3日、Freeport MacMoRan社のGrasberg鉱山で解雇された労働者の復職要求のためインドネシアを訪問、10日に同子会社PT Freeport Indonesia社の幹部及び同鉱山の労働組合と面談することを明らかにした。また、滞在中に併せてエネルギー鉱物資源省(ESDM)及び労働力省とも面談するとのこと。
Grasberg鉱山では、2017年1月に鉱業契約延長交渉での対立を巡ってESDMが銅精鉱輸出禁止を課し、それをきっかけに起きたストライキと職場放棄に関係した約3,000人の従業員と約1,000人の契約従業員が自主退職として扱われ解雇されていた。同鉱山ではさらにストライキが続いており、8月で4か月目に入っている。IndustriALL Global Unionは、政府に対し解雇が違法であると宣言するよう要求する方針である。

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