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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル ニッケル レアメタル
2017年8月16日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:Antam売上量、金は減少、ニッケル・ボーキサイトは輸出再開により増加

2017年8月7日付及び9日付地元メディアによると、PT Aneka Tambang(Antam)の2017年上半期の金の売上量は前年同期比48.29%減の2,787kgとなった。一方、フェロニッケルは前年同期比15.26%増の9,327t、ボーキサイトは同12.21%増の128,232tとなった。また、低品位ニッケル鉱石は5月に輸出再開して以降、現在まで275,513tを輸出している。ボーキサイトも6月末から輸出を再開している。
金については、年初に製錬所の技術的問題による操業停止があったため売上量が減少した。フェロニッケルについては、一部施設を最適化しコストを下げ増産した。また、ニッケル鉱石及びボーキサイトについては、1月の政省令改正による輸出緩和に伴い、それぞれ270万t、85万tの割当量を許可されており、2017年は割当量上限までの輸出を目標とする。また、2018年以降は割当量増加を要請したい、とした。

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