ニュース・フラッシュ
2017年8月16日
リマ
栗原健一
ボリビア:ペルーIlo港を貿易の公式の港とする二国間協定に署名の予定
2017年8月5日付け地元各紙によると、8月4日、ボリビア港湾サービス管理局(Administradora de Servicios Portuarios de Bolivia、ASPB)のDavid Sánchez代表は、8月8日にペルーのIloにおいて、同国の国家港湾公社(ENAPU)と、Ilo港をボリビアの貿易の公式の港として認め、少なくとも60,000tのボリビアの貨物を同港から輸出するための二国間合意に署名する予定であると述べた。署名式にはボリビア代表と、ペルーからMoquegua市とIlo市の関係者が参加する。Sánchez代表は、この協定への署名により、ボリビア側からの要請として、貨物の種類による料金の設定、貨物の保管、ボリビア輸送業者への対応の3点について、今後協議される可能性があると述べた。
なお、2016年11月、Morales大統領とKuczynski大統領は、ボリビアの太平洋へのアクセスを助け、Ilo港の可能性を高めることで合意している。
