ニュース・フラッシュ
2017年8月16日
リマ
栗原健一
ボリビア:2017年1~7月の鉱業ロイヤルティ収入、前年同期の35%増
2017年8月4日付け地元紙によると、鉱物輸出登録サービス局(Senarecom)のLourdes Abastoflor代表は、2017年1~7月の鉱業ロイヤルティ収入は547百万ボリビアノ(約78百万US$)で、前年同期の399百万ボリビアノ(約57百万US$)と比較して35%増となったと報告した。Abastoflor代表によれば、この増加は、日本、中国、韓国といった国に輸出する主要鉱物価格の安定によるものであり、La Paz、Oruro、Potosíといった生産市・生産県により多くの収入をもたらすとした。他方、輸出量での増加は11%に止まる。
鉱業冶金省によれば、2017年第1四半期に支払われた鉱業ロイヤルティの比率は、民間企業79.5%、鉱業協同組合14.1%、国営鉱業6.5%、また鉱種では、亜鉛41%、銀28%、金13%、鉛8%、錫6%となっている。
