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豪:BHP、WA州のKambalda Ni選鉱場閉鎖回避のため、施設の一部をAu回収に充てることを検討
2017年8月12日付けのメディアによると、WA州Kalgoorlieで開催された鉱業大会Diggers & Dealers 2017において、BHPの豪Ni部門長であるEddy Haegal氏はメディアに対し、WA州Kalgoorlieの南50kmで操業中のKambalda Ni選鉱場に関し、閉鎖を回避するために施設の一部をAu回収のために有効利用できないかを検討していると語ったと報じられている。Kambalda Ni選鉱場は周辺で第三者が操業する鉱山から鉱石を買鉱或いは委託選鉱し、浮遊選鉱と重力選鉱を利用してNi精鉱を生成しているが、BHPによると昨今近隣Ni鉱山の閉山が相次いだことで鉱石が不足しつつあり、操業を継続するために施設の一部をAu回収に有効利用することに関し、周辺にAu案件を保有する企業と協議を実施している。仮にAu回収の有効利用が実現すれば、Ni鉱石の受入れ量が減少しても操業は継続できるのではないか、と語ったと報じられている。
