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ニュース・フラッシュ

2017年8月17日 リマ 栗原健一

エクアドル:4年間で4.88億US$の鉱業開発投資

 2017年8月5日、鉱業省のHenry Troya鉱業産業副局長は、鉱業会議所の代表者らとの会合において、鉱業省が大規模・中規模探鉱を対象とした新規鉱区の入札を開始して以降、今後4年間で488百万US$の投資が約束されていることを明らかにした。
 さらにTroya副局長は、Mirador銅プロジェクト(Zamora Chinchipe県)やFruta del Norte金プロジェクト(Zamora Chinchipe県)は建設段階にある一方、Loma Largaプロジェクト(Azuay県)、San Carlos Panantzaプロジェクト(Morona Santiago県)等は、後期探鉱段階にあると説明した。
 一方、Barragan零細・小規模鉱業副局長は、新制度によって鉱区付与プロセスが簡潔化されたとしたほか、鉱業セクターの合法化や労働・環境・企業環境が改善されるとの考えを示した。
 さらに鉱業会議所のRodriguez会頭は、Moreno政権が推進する鉱業と市民社会の合意形成への取り組みを評価した一方、同会議所メンバーのLoor氏は、政府が新たな雇用や生産チェーン創出を目的とした鉱業促進法を策定するべきだと述べた。

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