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ニュース・フラッシュ

2017年8月22日 リマ 栗原健一

ボリビア:鉱業権の適正化にかかり鉱業権の名義人を公表

 2017年8月8日、鉱業冶金省等によると、鉱業行政司法局(Autoridad Jurisdiccional Administrativa Minera、AJAM)は、鉱業権の適正化の手続き及び日程を遵守し、特別鉱業公報(Gaceta Minera Especial)で、適正化のために分類されたエリア及び鉱業権の名義人を公表した。法律第535号(鉱業法)第186条により、手続きを踏まなかった場合は適正化の権利を失い、エリアは国家に返還されることとなる。
 AJAMのErik Ariñez Bazán局長は、本発表は、先に決められた6か月の期間に名義人によって提出された適正化申請のための情報を基にしており、権利の再認の宣言でも決定情報でもないとしたうえで、発表の目的はAJAMがこれから実施する登録のチェックのためのグループ分けであると説明した。
 適正化の対象は、鉱山公社(COMIBOL)とのリース契約、以前AJAMと締結したリース臨時契約、適正化以前の規定に則った濃縮、製錬、精錬施設である。グループは5つあり、2019年の8月までグループ毎に適正化作業を実施していく。

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