ニュース・フラッシュ
2017年8月23日
リマ
栗原健一
エクアドル:鉱業大臣、Zaruma郡を訪問し鉱業権や重機を付与
2017年8月14日、鉱業省は、Javier Cordova鉱業大臣が8月16日にEl Oro県Zaruma郡を訪問し91件の零細鉱業権を付与する見通しであることを伝えた。鉱業権付与はZaruma郡の競技場で開催される式典で実施され、同時にZaruma郡自治政府に対する重機の贈与も行われる計画である。
鉱業権付与は、鉱業省が小規模・零細鉱業活動の合法化を目的として、全国で展開する合法化プロセスの一環である。合法化プロセスは、直接・間接雇用の創出によって9,063人が受益すると見込まれている。このプロセスは、全国における鉱業セクターのデータ収集・更新から始まり、これらの作業は鉱業統制管理機構(Arcom)や地質鉱山冶金研究所(Inigimm)のチームによって実施された。一方、Zaruma郡やPortovelo郡に付与される重機は、郡内における様々な事業の実施に活用される予定である。さらにCordova大臣は、Inigimmが修復工事を実施し77%の進捗状態となっているLa Inmaculada小学校を訪問する計画となっている。
