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- 鉱種:
- 亜鉛 ベースメタル
メキシコ:2017年第2四半期の主要亜鉛生産企業の生産量、増加
2017年8月24日付け業界紙によると、2017年第2四半期の主要亜鉛生産企業の亜鉛生産量総計は、前年同期の137,012tから150,705tへと増加したものの、2015年同期の155,734tには及ばなかった。しかし、2016年に生産量が減少した要因は加Goldcorp社のPeñasquito鉱山の生産量が減少したためである。
- Peñoles社:69,577t 前年同期の73,510tから69,577tに減少した。その要因は、Bismark鉱山、Velardeña鉱山の粗鉱品位の低下、Tizapa鉱山、Sabinas鉱山の粗鉱品位、回収率の低下によるが、2015年同期の65,622tは上回った。
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Goldcorp社:38,148t
粗鉱品位の回復等により、前年同期の17,373tから倍増し38,148tへと増加したが2015年同期の47,855tには達しなかった。粗鉱処理量は回復し、その給鉱品位向上を反映した。 -
Southern Copper社:27,987t
前年同期の28,078t並みの27,987tを継続している。なお、2015年同期の生産量は、24.358tであった。 -
Minera Frisco社:14,993t
メキシコ国内に9つの鉱山を操業する同社の生産量は、前年同期の18,051tから14,993tへ減少した。この要因は、亜鉛を主要生産3鉱山の粗鉱品位が低下したことにある。なお、2015年同期の生産量は17,899tであった。
