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ニュース・フラッシュ

2017年8月30日 リマ 栗原健一

コロンビア:鉱山エネルギー省、特別保護エリア4件を指定

 2017年8月25日付け地元紙によると、鉱山エネルギー省は、国家鉱業庁(ANM)を通じて、Antioquia県のBajo Cauca地方に4件の特別保護エリア(ARES)を指定し、同地域における小規模鉱業従事者の合法化プロセスを開始した。
 特別保護エリア(ARES)はAntioquia県内のCáceres(金/銀)、Tarazá(金/銀)、Sonsón(石灰石)等の自治体内に指定され、同県内の小規模鉱業従事者1,500名が受益する見通しである。
 本措置について、German Arce鉱山エネルギー大臣は「特別保護エリアは、伝統的な鉱業コミュニティに付与されるもので、鉱山エネルギー省による小規模鉱業従事者の合法化支援メカニズムの1つである」と説明している。
 鉱業合法化は、小規模鉱業従事者の生活や労働環境の改善だけでなく、違法構造を支える水銀や爆薬、燃料等の取引等にも対処する方針となっている。

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