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ニュース・フラッシュ

2017年8月31日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:政府とPT Freeport Indonesia社(PTFI)が鉱業契約延長に合意

2017年8月29日付地元メディアによると、インドネシア政府とPT Freeport Indonesia社(PTFI)は8月29日、Grasberg大規模銅金鉱山に関する鉱業契約延長に合意したと共同記者会見を行い発表した。ただし、PTFIが株式の51%を売却する時期や金額については、今後さらに協議されることとなる。
インドネシア・Ignasius Jonanエネルギー鉱物資源大臣は、PTFIは契約をIUPKに変更し、契約期限の2021年からの最初の10年間延長をすぐにでも申請できるとし、2031年以降の2回目の延長も前倒しで交渉できる可能性を示した。また、PTFIの親会社Freeport MacMoRan社のAdkerson CEOは、政府との妥協は不可欠であった、そして、政府と協力して、今後5年以内の製錬所建設、インドネシア企業への51%株式売却を実施していかなければならない、と語った。PTFIは、2031年までに17bUS$を投資し、今後20年間では合計20bUS$を投資する予定。

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