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ニュース・フラッシュ

2017年8月31日 ロンドン ザボロフスキ真幸

ナミビア:ナミビア政府、企業の黒人株主比率を最低4分の1必要とする法案策定に取り組む

2017年8月29日付のメディア報道によると、ナミビア政府は全ての企業に対し、黒人の株主比率を最低4分の1必要とする法案策定に取り組んでいるとした。250万人いるナミビア国民の内、白人の占める割合は約6%であるにもかかわらず、ほとんどの企業は白人事業主が所有しているという。法案は現在Law Reform and Development Commissionの元、見直しの最中だとされた。また、NKC African economicsのGerrit van Rooyenアナリストによると、ナミビア政府は外国人の土地所有率を制限する法案も提案しているとし、「政府は雇用を促進し、投資を刺激するインセンティブを創造することが必要であり、黒人の経済力強化政策は雇用創出と賃金の伸びなしには成功できない。政府は外国投資を減少させ、経済成長を妨げることになる保護主義的政策に移行しているように見える」と指摘した。

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