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ニュース・フラッシュ

2017年9月6日 リマ 栗原健一

ボリビア:第3回ペルー・ボリビア二国間閣僚会議がリマで開催

 鉱山冶金省によると、2017年9月1日、リマで開催された「第3回ペルー・ボリビア二国間閣僚会議」において、Félix César Navarro Miranda鉱業冶金大臣は、ペルーのLucía Cayetana Aljovin Gazzaniエネルギー鉱山大臣と会談した。同会談には、Rafael Alarcón Orihuelaエネルギー大臣及びLuis Alberto Sánchez Fernández炭化水素大臣も同席した。Navarro大臣は、両国にとって「生産」は重要なテーマであり、産業化、合法化、鉱業契約への移行は、鉱物資源の販売管理のような特別なコントロールシステムを有するための基本であることを強調するとともに、この会合に先立ってペルー鉱山地質冶金研究所(Instituto Geológico, Minero y Metalúrgico、INGEMMET)との協定に署名したボリビア鉱山地質サービス局(SERGEOMIN)や鉱業行政司法局(Autoridad Jurisdiccional Administrativa Minera、AJAM)を通じて、今後ペルーと直接協働して行くと述べた。他方、ペルーのAljovin大臣は、今後数か月中に、鉱業とエネルギーの二つのワーキングテーブルを設けて調整をしていくと述べた。
 この他、会談の前日には、Navarro鉱業冶金大臣とペルー鉱業会議所(Cámara Minera del Perú、CAMIPER)のCésar Gallardo Vela会頭は、相互協力・利益のための組織間協定に署名し、Gallardo会頭は、鉱業文化における環境保全と社会的責任の重要性を訴えるとともに、CAMIPERは鉱業活動の実施地域の近隣コミュニティの開発等の5つの戦略の軸が鉱業冶金省と合致していると述べ、今後、戦略一つ一つに対し、具体的に作業を進めていくと述べた。

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