ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 金 銅
パナマ:Juan Carlos Varela大統領、Cobre Panama 銅・金プロジェクトへの期待を表明
2017年9月15日・9月17日付け地元紙等によると、Juan Carlos Varela大統領は、加First Quantum Minerals社(本社:バンクーバー)が保有する Cobre Panama 銅・金プロジェクトは、パナマにとって重要なプロジェクトになるとの見解を示した。同大統領は、投資額5,480mUS$の同プロジェクトの建設工事を視察した後、同社が7月に発表した工事進捗率58%は62%まで進展しており、商業生産は2019年1月に開始されると述べ、同プロジェクトの操業が開始されると、パナマ運河、観光業と並ぶパナマの貴重な収入源になるものであり、投機的なものから、パナマ経済、労働者への利益といった現実性のあるものに変化変貌を遂げていると強調した。2017年9月、同社は、加Franco-Nevada社(本社:トロント)と同プロジェクトから生産される貴金属の引取契約を締結しており、同8月には、韓LS-Nikko Copperが保有する同プロジェクトの権益10%を買収し、保有率を90%に引き上げることを発表していた。なお、残りの10%は、韓国鉱物資源公社(KORES)が保有する。
