ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅
ペルー:Toromocho銅鉱山、2018年に向けた採掘計画を策定中
2017年9月20日付け地元紙によると、鉱業大会(Perumin)に出席したChinalco Peru社のParedes営業・物流担当部長は、同社はここ数週間にわたり、Toromocho銅鉱山(Junin州)における2018年の採鉱計画を策定中であるとコメントした。同部長によると、生産や採掘量、鉱物の品質向上や精鉱品位の向上、不純物除去等についてのテーマが検討されている。
また、2017年については目標生産量の達成が確定したとする一方で、「2018年はさらに良い年となる」との見込みを示した。
エネルギー鉱山省によれば、2017年1~7月までのToromocho銅鉱山における生産量は105,913tで、2016年同期比で24%の増産となった。
さらにParedes部長は、同社の冶金・鉱山エリアの担当者らが選鉱プラントにおける継続的改善プロセスのほか、物流面における常時のコスト削減に取り込んでいるとコメントしたほか、モリブデンの処理プラント設置が進められていることを明らかにした。
現在、Toromocho銅鉱山の選鉱プラントは117,300tpdの処理能力を有している。
