ニュース・フラッシュ
2017年9月28日
メキシコ
佐藤すみれ
メキシコ:加Americas Silver社、概測、精測資源量16%増を発表
2017年9月18日付け地元紙によると、加Americas Silver社(本社:バンクーバー)は、同社の銀概測、精測鉱物資源量を、2015年末発表より16%増の57.9百万ozに上方修正した。概測、精測鉱物資源量は9.9百万t、品位:Ag 182g/t、Cu 0.24%、Pb 1.52%、Zn 0.97%、銀57.9百万oz、銅53.1百万lb、鉛333.2百万lb、亜鉛211.6百万lbとなっている。この数値は同社が保有するGalena複合施設(米Idaho州)、San Rafael鉱山、El Cajon 鉱山、Nuestra Señora鉱山及びZone 120鉱床(墨Sinaloa州)の情報を集計した結果である。
同社の予測鉱物資源量は37%増加したものの、確定、推定鉱石埋蔵量は9%減となった。確定、推定鉱石埋蔵量は計5.4百万t、品位:Ag 164g/t、Cu 0.04%、Pb 2.73%、Zn 2.94%で銀28.3百万oz、銅5.2百万lb、鉛321.9百万lb、亜鉛347.5百万lbとなっている。今回更新されたデータには2016年初期から2017年中期までに実施されたボーリング調査の結果と同期間における生産量により算出されている。そのため、Zone 120鉱床とSonora州のSan Felipe鉱区は含まれない。同社はZone 120鉱床において2017年第4四半期~2018年にかけてボーリング調査を行う計画であり、その後鉱床開発の可能性を検討する。
