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ニュース・フラッシュ

2017年10月4日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:ジュニア鉱山企業、資源量評価を公表

 2017年9月27日付け地元紙によると、メキシコで活動する幾つかのジュニア鉱山企業は、9月末現在のプロジェクトの評価を発表した。なお、メキシコ鉱業会議所は2017年におけるメキシコの探鉱経費は、前年比倍増となる866mUS$となると予測している。

  • El Tigre金銀プロジェクト(加Oceanus Resources社、Sonora州)
    同プロジェクトは、金換算概測鉱物資源量20.6t及び同予測鉱物資源量10.6t、総金換算資源量31.1tを有すると発表し、2018年の探鉱活動継続を発表した。
  • Las Minas金銀プロジェクト(加Mexican Gold社、Veracruz州)
    同社は、本年8月、同プロジェクト2地区の初期調査において捕捉した資源量を発表した。平均品位:Au 2.17g/tの金換算予測鉱物資源量22.4t及び平均品位:Au 1.90g/tの同精測・概測鉱物資源量9.5tであった。
  • Plomosas多金属プロジェクト(豪州Consolidated Zinc社、Chihuahua州)
    同社は、2017年9月時点の同プロジェクトの資源量の再評価を行った。亜鉛と鉛を合わせた平均品位が15.9%、Ag 24.0g/t、資源量968千tとなり、前回の評価より70%増加したことになる。そのため、同社は、2018年に2地区に集中した探鉱計画を進めることを明らかにした。
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