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ニュース・フラッシュ

2017年10月4日 メキシコ 森元英樹

ドミニカ共和国:環境天然資源省、Falcondo社が発生させた鉱山設備からの油流失事故に対し罰金を科す

 2017年9月26日付け地元紙によると、環境天然資源省は、Hania町の石油パイプラインから油流出事故を発生させたとし、ニッケル鉱山を保有するFalcondo(Falconbridge Dominicana)社に対し、7.6百万ペソの罰金命令を下した。同時に勧告した地域の洗浄作業が完了するまで同パイプラインの使用の禁止を継続するよう指示した。同社幹部は、事故に起因する損害に対し真摯に対応しており、再発防止策を講じると述べている。同省の技術者が事故発生地点等を調査し、環境・技術委員会は、居住地域周辺の強烈な悪臭、土壌汚染、同パイプライン周辺の信号システムの不具合、輸送物質の危険性情報の不足を指摘し、同社が度重なる流出事故を発生していたことにもかかわらず、保安規定の整備を怠ったことを厳しく非難している。

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