豪：New Century Resources社、休山したCentury鉱山の権益100％を取得することで合意

　2017年10月2日、豪New Century Resources（New Century）社は2016年に鉱量枯渇により休山し、同社が現在尾鉱からの亜鉛・鉛回収プロジェクトの実施を検討しているQLD州Century鉱山の権益に関し、豪私企業が保有する30％の権益を買い増しし、同鉱山を100％保有することで合意したことを発表した。現在、Century鉱山の権益30％はCentury Mine Rehabilitation Project Pty社が保有しており、New Century社は同社の新規株式126m口（10月3日時点の株価にして約141mA$）と、3年以内に42A¢で行使可能な新株発給オプション35m口と引き換えに30％の権益を取得するというものである。New Century社は本プロジェクトの70％権益を獲得するために10mA$の探鉱費を参入費として支出する義務を有していたが、New Century社が100％の権益を獲得することに合意したことにより、この義務は無効化されると説明している。