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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2017年10月12日 メキシコ 森元英樹

ドミニカ共和国:2017年第2四半期の金属鉱物輸出額、前年同期比約2割増

 2017年10月5日付け地元紙によると、2017年第2四半期のドミニカ共和国鉱物輸出が増加した。特に、金、フェロニッケル、銀が急増した。ドミニカ共和国中央銀行によると、2017年第2四半期の金属鉱物輸出総額は463mUS$となり、前年同期の383mUS$から約2割大幅に増加した。金の輸出額は、Barrick Gold社(60%)、Goldcorp社(40%)が保有するPueblo Viejo鉱山の生産増により、前年同期の329mUS$から383mUS$に増加した。また、銀の輸出額は、前年同期の15mUS$から26mUS$に増加し、フェロニッケルは、Americano Nickel社が保有するFalcondoニッケル鉱山が2016年に操業を再開し生産が伸びたことから同国のフェロニッケル輸出額は32.2mUS$から35.2mUS$に増加した。また、銅輸出額も1.157mUS$から1.54mUS$に増加している。なお、同国の同期輸出総額は2,272mUS$(前年同期2,648mUS$)であった。

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