ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅
インドネシア:政府、PT Freeport Indonesia社の銅精鉱一時輸出許可の期限を延長
2017年10月10日付地元メディアによると、Ignasius Jonanエネルギー鉱物資源大臣は、PT Freeport Indonesia社(PTFI)が認められていた暫定IUPK(特別鉱業事業許可)の期限を、当初の10月10日から2018年1月10日まで3か月延長する、と発表した。暫定IUPKは政府とPTFIが交渉中であってもPTFIが銅精鉱を輸出できるように、4月に認可されていたもの。同大臣は、3か月だけ延長を許可する、と述べた。
政府とPTFIは新規則導入に伴い、鉱業契約延長交渉(鉱業事業契約(COW)から特別鉱業事業許可(IUPK)への移行)を行っており、8月29日にPTFIの今後5年以内の製錬所建設、インドネシア企業への51%株式売却等、大筋で合意したが、その後、株式売却の方法、時期、金額等についての詳細な協議が難航していると伝えられていた。
