ニュース・フラッシュ
2017年10月17日
シドニー
吉川竜太
豪:New Century社、QLD州Century鉱山の尾鉱回収プロジェクト推進のため、45mUS$の融資を得ることを発表
2017年10月11日、2016年から休山中のQLD州Century Zn-Pb鉱山の再稼働を目指して活動中の豪New Century社は、再稼働に向けた資金として国際的な資源投資ファンドであるSprott Resources社から、技術的・法務的デューデリジェンス完了を条件に、45mUS$の融資を受けることを発表した。融資期間は3年、年利は10%で、New Century社はこの融資によりCentury鉱山の尾鉱からのZn-Pb回収・生産を2018年から開始するための作業を進める。同鉱山の尾鉱には、資源量78.9m中にZn:3.02%、Pb:0.47%、Ag:12.4g/tが含まれているとされ、同社は2017年11月に尾鉱回収プロジェクトのFSを完成させることを予定している。メディアによると、アナリストの一人は今回のSprott Resources社による融資はCentury鉱山尾鉱回収プロジェクトのリスクを低下させる一連の出来事の一つであり、同社の市場評価はまだまだ上がる可能性がある、と述べた。
