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ペルー:Miski Mayo社、Bayovarリン鉱石鉱山における探鉱を実施
2017年10月16日付け地元紙によると、Miski Mayo社のBastos社長は、Bayovarリン鉱石鉱山(Piura州)について、2017年3月から4月にかけて大雨・洪水による選鉱プラントの操業停止等の影響があったことを受けて、メンテナンスや生産性向上への投資を行っていることや、これから年末にかけて完全な通常操業に戻る見通しを明らかにした。
また、年間探鉱計画を実行中であり、2017年には5,000mのボーリング調査を実施すること、同社は過去7年間にわたってBayovarリン鉱石鉱山開発を行ってきたが、本鉱床は位置的にも埋蔵量の点においても、多くのポテンシャルを有しているとコメントした。
なお、2017年の売り上げは、年初の洪水の影響により、2016年に比較して減少する見通しを示した一方、2018年には再び売り上げを回復したいとの意向を示した。
他方、2016年末にMiski Mayo社の権益40%を保有するValeの肥料事業について同35%を有するMosaic社が買収、これに伴うValeからMosaic社への権益の移行について、最近になってブラジル当局が買収に対する承認を行ったことを明らかにし、今後数か月間で全てのプロセスが完了とするとの見通しを示した。
