ペルー：Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクト、2017年第4四半期に鉱山建設開始の見通し

　2017年10月21日付け及び23日付け地元紙によると、Jinzhao Mining Peru社で事業計画を担うシニアエンジニアのAmes氏は、Pampa de Pongo鉄鉱石プロジェクト（Arequipa州）について、2017年11月に詳細設計が終了すること、その後エネルギー鉱山省に対する許認可手続きを実施し、2018年5月には鉱山建設を開始したいとの見通しを示した。さらに、今後2年間で合計2,500mUS$の投資が実施されることを明らかにし、このうち第1フェーズの鉱山建設・開発段階に1,300mUS$が、第2フェーズとなる2018～2019年の選鉱プラント建設に1,200mUS$が投資される計画を示した。また、2019年第3四半期から商業生産を開始する見通しを示したほか、操業に必要な水資源を確保するため、海水淡水化プラントの建設を検討していることを明らかにした。
　本プロジェクトの鉄鉱石埋蔵量は3,400百万t、マインライフは30年の見通しとなっている。