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- 鉱種:
- カリウム リチウム
ボリビア:ウユニ塩湖の蒸発資源産業化のための変電所を建設
2017年11月8日付け地元紙によると、Rafael Alarcónエネルギー大臣は、ウユニ塩湖の塩化カリウム及び炭酸リチウムの産業レベルプラントへの配電を確保するための、115,000Wの送電線のリチウム・サブステーション(変電所、Subestación Litio)が建設中であると述べた。これは、2016年2月3日に発出された最高政令第2668号において、ボリビア電力公社(ENDE)が、Las Carreras-Torre Huayco-Litio(230kV)、Litio-Salar(M5kV)、la Subestación Litio 230/115kV、及びSubestación Salar 115/24.9kVを、ウユニ塩湖の蒸発資源の産業化のための電力供給の保障を目的として建設すると規定されたことを踏まえたものである。
またAlarcón大臣は、JICAの500mUS$に及ぶ資金援助によるLaguna Colorada地熱発電プロジェクトに関し、井戸の掘削のための入札プロセスが始まったと述べるとともに、本年末までにコンソーシアムEmias–Elecnorが担当するウユニの太陽光発電プラントの建設が完了すると伝えた。発電量は60MWとなる予定。