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- 鉱種:
- プラチナ 銅 パラジウム ニッケル
ロシア:Norilsk Nickel社の2018~2020年の戦略
2017年11月20日付の地元報道等によると、Norilsk Nickel社は、2018~2020年の自社原料によるパラジウム及びプラチナの年産量を約100~105tと予想している。また、2018~2020年のニッケル年産量は21万~21万5,000t、銅年産量は40万~42万t(Bystrinskyプロジェクトを除く)と予想され、銅生産の増加は二次原料(精鉱)処理と銅品位の向上により見込まれる。
CAPEXは2018年は20億US$レベルを維持し、2019~2020年は年間23億~25億US$に拡大する。このうち固定資産(環境プログラムを含む)への投資は約16億~18億US$、商業プロジェクト(チタ・プロジェクトを含む)への投資は6億~8億US$となる。2018~2020年のCAPEXには、ノリリスク市の「硫黄プロジェクト」の建設本格化(約13億~15億US$)、インフラ近代化(10億~12億US$)への投資が含まれる。
