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ニュース・フラッシュ

鉱種:
モリブデン
2017年12月5日 北京 関淳夫

中国:洛陽モリブデン業は、4.5億US$で“NCCL自然資源投資基金”の設立に参加

 安泰科によれば、洛陽モリブデン業は香港で設置している子会社洛陽モリブデン業持株有限公司が、NCCL社(New China Capital Legend Limited社)と“NCCL自然資源投資基金”の共同設置に関する戦略的協力枠覚書を締結した。覚書によると、洛陽モリブデン業持株社(また指定した他の全額出資子会社)を限定パートナーとして、NCCL社は一般パートナーとするNCCL自然資源投資基金の設置に参加する。主に海外自然資源及びその産業チェーン上流・末端等関連分野におけるプロジェクトに対する統合買収を行う。基金の総規模額は10億US$で、2回に分けて資金を募集し、投資する予定。1回の募集額は5億US$である。洛陽モリブデン業持株社における引受額は、ファンド総額の45%以内に占め、即ち4.5億US$である。資金は自己資金から提供される。ファンドの存続期間は3+2年と設定する。当該ファンドは国家鉱業戦略に巡り、中央政府の“一帯一路”の提案と結び付け、積極的に自然資源及び産業チェーンの上流・末端業界等関連分野における投資統合買収に参加する。公告によると、NCCL社はケイマン諸島に設置し、登録資本金は5万US$である。主に海外大手企業、新興戦略的業界及び自然資源分野の非公開株権益への投資に注目している。洛陽モリブデン業は主に銅、モリブデン、タングステン、コバルト等金属の採掘・選鉱や製錬、高度加工等事業を展開している。

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