ペルー：2017年10月鉱産物生産量

　2017年11月28日、エネルギー鉱山省は2017年10月の鉱産物生産量を発表した。
　10月の主要鉱産物生産量は、前年同月比で金4.89％増、亜鉛3.76％増等となったが、銅が2％減、モリブデン3.84％減、鉛2.62％減、錫7.64％減となった。銅の減産は、主要鉱山であるCerro Verde鉱山、Antamina鉱山、Las Bambas鉱山がいずれも前年比で減産したことが影響した。
　一方、2017年1～10月までの累計生産量では、前年比で銅3.61％増、亜鉛10.84％増等となった。このうち銅に関しては、Cerro Verde鉱山が全国生産の21.05％に相当する423,945tを生産した。一方、亜鉛に関してはAntamina鉱山が首位を維持し、全国生産の29.99％に相当する362,255tを生産した。
　各鉱種の生産量は下表のとおり。