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2017年12月6日 メキシコ 森元英樹

メキシコ:加San Marcos Resources社、Sonora州に保有するプロジェクトの探鉱を継続

 2017年11月29日付け地元紙によると、加San Marcos Resources社(本社:バンクーバー)は、同社が保有する鉱区の売却プロセスが進展するまでの間は、Sonora州に保有する1068プロジェクト及びChunibas多金属プロジェクトの調査継続を発表した。なお、両プロジェクトは、Sonora州州都から東に約160kmに位置する。
・1068プロジェクト(鉱区面積1,800ha)
 本プロジェクトはSan Marco Resources社の独自探鉱により発見されたプロジェクトであり、同プロジェクトを通して発見され、銅、モリブデン、金の鉱床も期待できる。これまで、地質マッピングが実施され、カリウム変質帯から東へ1km、南へ400m延長する鉱床の可能性が確認された。また、現在までに完成された地質マッピングからボーリング調査の地点の確認作業が行われ、2017年12月に電気探査(IP法)を開始する予定である。
・Chunibasプロジェクト(鉱区面積470ha)
 直近の土壌サンプリング調査をとおし、同鉱区に新しいタイプ乃至スタイルの鉱化を捕捉した。マッピング調査では、少なくとも同鉱区に1.2kmの鉱床の広がりを確認している。一方、鉱区南部において銅の賦存を確認できたとの情報もある。
 同社幹部は、ボーリング調査の準備を継続している間、売却、合併に関する戦略的な計画は、株主にとり大きなチャンスとなるとの見解を示し、当社の目標は、探鉱、鉱区拡張による資産の効率的活用にあり、ステークホルダー(関係者)の価値を最大限に引き出すことであると述べた。

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