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中国:新しい固体廃棄物輸入基準を発表し、非鉄金属スクラップ中の不純物含有量は1%以下を設定
安泰科によれば、2017年7月、国務院弁公庁は「外国からの廃棄物入国禁止における固体廃棄物輸入管理促進に関する改革実施案」を発表した。全面的に外国からの廃棄物の輸入を禁止する。
報道によると、中国環境保護部は、11月25日世界貿易機関(WTO)に一連の書類を提出した。文書によると、中国は2017年12月31日に新規「原料として利用する固体廃棄物の輸入における環境保護規制基準」を取り入れる。当該基準は、2018年3月1日に発効する予定である。当該基準に対する評価審査期限は2017年12月15日に終了する。
提出した文書によると、中国環境保護部は、これまですべての輸入再生原材料中に含まれている廃棄物の基準は、総量の0.3%以下を設定していたが、これを若干緩めている。輸入非鉄金属スクラップ中の他の不純物(木材スクラップ、紙くず、廃棄プラスチック、廃棄ゴム、廃棄ガラス、粒径2mm以下の粉末状等廃棄物を含む)の混入を制限しなければならない。重さ総量は輸入非鉄金属スクラップの重さ総量の1%を超えてはいけない。その中の混入しているまたは付着している粉末状のもの(粒径2mm以下)(ほこり、汚泥、結晶塩、金属酸化物、繊維粉末等)の重さは、輸入非鉄金属の重さの0.1%を超えてはいけない。輸入紙くずや廃棄プラスチック中の不純物の重さ総量は輸入品重さの0.5%以下と設定している。
環境保護部は、製錬スラグ、木材、廃棄エンジン、電線電気ケーブル、金属及び家電スクラップ及び鉄金属の制限基準を0.5%に設定し、自動車廃鋼の制限基準を0.3%に保っている。
