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- 鉱種:
- コバルト ニッケル
カザフスタン:SAT&Co社、東カザフスタン州にGornostaevsky採鉱選鉱コンビナート建設へ
2018年1月10日付の地元報道等によると、カザフスタンの産業グループSAT & Company社は、東カザフスタン州のベスカラガイ地区にGornostaevskoe鉱床をベースとする採鉱選鉱コンビナート(2億5,250万US$)を建設する意向である。このプロジェクトでは、コバルト・ニッケル鉱石を処理し、ニッケル、マット、コバルト、フェロニッケル(FN-20)を生産する製錬施設の建設を予定している。コンビナートの予定年産能力は鉱石190万t、ニッケルマット6万3,000t(ニッケル純分9,500t)であり、売上高は、2021年に1億US$を超え、2030年には1億8,400万US$に拡大する見込みである。
Gornostaevskoe鉱床のニッケル埋蔵量は28万9,000tである。
SAT & Co社は、フェロアロイ生産、クロム・ニッケル・マンガン・亜鉛・石炭採掘分野の大手30社以上を束ねている。同社は2009年11月、Gornostaevskoe鉱床のライセンスを所有するKaznickel社の持分100%を取得している。
