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メキシコ:加Endeavour Silver社、2018年生産量増加、コスト低下の見込み
2018年1月25日付け地元紙によると、加Endeavour Silver社は、同社の2018年生産量増加とコスト削減を発表した。同社は2018年の生産目標を銀5.8~6.4百万oz(2017年生産量4.92百万oz)、金58,000~64,000oz(同53,007oz)と推計している。同社が保有する3鉱山の操業体制を改善することによりコスト削減を図り、更に、El Compásプロジェクト(Zacatecas州)が2018年第3四半期に商業生産を開始する予定であることから、生産量は増加する見込みである。銀生産量は、El Cubo鉱山(Guanajuato州)の生産量が最も増加すると予想しており、2017年の1.92百万ozから2018年は2.5~2.7百万ozに増加する。同社の主力金鉱山であるBolañitos鉱山(Guanajuato州)の2018年金生産目標は23,500~25,500ozであり、2017年の26,910ozより減少する見込みである。El Compásプロジェクトの建設工事は完了間近であり、2018年生産目標は金7,000~8,500oz、銀100,000ozと発表されている。
同社は2018年の直接コストは銀相当6~7US$/oz、全維持コスト(AISC)は15~16US$/ozと推計している。主要プロジェクトの維持管理費41.1mUS$を含む48.4mUS$を投資する予定であり、また、投資額11.1mUS$、計44,000mのボーリング調査を計画している。
