ボリビア：ウユニ塩湖の炭酸リチウム産業レベルプラント建設に4社が応札

　2018年1月25日及び26日付け地元各紙によると、1月24日、ウユニ塩湖の炭酸リチウム産業レベルプラントの建設の入札書（技術的・経済的提案書）が開封され、ボリビア・リチウム公社（Yacimientos de Litio Bolivianos、YLB）のGustavo Arteaga財務局長は、入札書を提出したのは5社であると報告した。この5社と提案額は以下のとおりで、このうち1社は棄権した。
・Intecsa Ingeniería Industrial（スペイン）：1,731.3百万ボリビアノ（約250.6百万US$）
・Asociación Accidental TSK-SEP Electrónica Electricidad（スペイン）：1,111.0百万ボリビアノ（約161百万US$）
・Maison/MEE Asociación Beijing Maison Engineering Co Ltd（中国）：670.7百万ボリビアノ（約97.1百万US$）
・Asociación Accidental AFK ACI Group（ドイツ（原文ママ））：669.6百万ボリビアノ（約97.0百万US$）
・Chalieco（中国）：棄権
　これにより、Chalieco社を除く4社が、今後30日以内に案件を受注する対象となった。
　YLBのJuan Carlos Montenegro総裁は、今後のプロセスについて、最大30日で評価をし、3月末か4月には最初の作業が開始できるよう、契約調印の準備を行っていくとした。
　政府はこれまでにパイロットプラントの設置に66.6百万US$を投じ、今後は複数のプラントの建設費用として875.5百万US$を投じる予定である。