メキシコ：Minera Autlán社のマンガンプロジェクトの現状

　2018年2月2日付け地元紙によると、Minera Autlán社は、マンガン鉱物、フェロアロイ及び電気エネルギーの採掘、製造及び販売を重点に置き、北米及び中米で事業を展開している企業であるとして、同社の採掘及び操業に係る下記の情報を報じている。
・Hidalgo州Molangoユニット（マンガン鉱山、同ペレット化プラント）
　同社によって商業化されているフェロアロイ用マンガンの抽出のために70kmを超える坑道を統合し坑内採掘を行っている。採掘されたマンガンは、クラッシャー粉砕、焼成、塊状化オーブン処理プロセスからなるプラントで処理され、マンガンペレットとなる。
・Veracruz州Tamósプラント。
　5つの密閉式電気炉を統合したプラントであり、能力は、2018年末までに240千t/年の生産を達成できる体制を整備する。同社は、中期的に生産量を330千t/年に拡張する計画である。