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2018年2月9日 シドニー 吉川竜太

豪:豪州鉱物評議会、鉱業における水資源の有効利用を報告するとともに、二重規制となる不明瞭な水規制を批判

 2018年2月6日付のメディアによると、豪連邦上院による水利用に関する調査のために豪州鉱物評議会(Mineral Counsil of Australia)や各州の鉱業関連団体が提出した報告書により、2015~16年度に豪州の鉱業により利用された水の量は豪州全体で利用された量の3.7%で、2014~15年度の3.9%から減少した事が判明した。同報告書では、2015~16年度に鉱業セクターが利用した水1ギガリットル当たり111~127mA$の粗付加価値が得られたことを報告する一方、炭層ガス開発や大規模炭鉱開発に関連して特有に存在する、環境保護生物多様性保全法上の水利用規制(Water Trigger)が二重規制の状態で、不明瞭なまま存在していると批判している。

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