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2018年2月14日 モスクワ 黒須利彦

ロシア:サハ共和国(ヤクーチア)、CIS諸国からの鉱山労働者の雇用を禁止

 2018年1月24日付の地元報道等によると、2017年12月29日付サハ共和国(ヤクーチア)大統領令に基づき、2018年、同共和国の鉱業企業は、許可証ベースで働く外国人(CIS諸国の国民)を雇用できなくなる。同大統領令の目的は、国内労働市場の保護、失業率の低減、ロシア国民の優先的雇用支援である。
 これまでにも、2017年3月の同共和国大統領令により、2017年には14種の経済活動について、許可証ベースで働く外国人の雇用を禁じられたが、今年これに建設部門と鉱業生産が追加された。
 これによりサハ共和国内で事業展開する鉱業企業大手は、CIS諸国(ウズベキスタン、タジキスタン、ウクライナ、モルドバ)の国民を雇用することができなくなり、2,000人以上が解雇され、地域住民がその職に就くことになる。

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