ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 金 銀
メキシコ:3企業、埋蔵量増加を発表
2018年2月9日付け地元紙によると、メキシコで金、銀生産を行う3つの企業は、保有プロジェクト埋蔵量の増加を発表した。概要は以下のとおり。
・加Endeavour Silver社(本社:バンクーバー)
Terroneraプロジェクト(Jalisco州)において実施した探査の結果、銀・金埋蔵量が大幅に増加した。同社保有プロジェクト全体の推定・確定鉱石埋蔵量は銀33.5百万oz(前年比217%増)、金315,000oz(同246%増)と発表されている。TerroneraプロジェクトのFS調査の結果では、推定鉱石埋蔵量は銀27.0百万oz、金255,000ozと発表されている。なお、同社がメキシコに保有するその他の鉱山では減少している。同社は2018年探査費として11.1mUS$を投資する計画である。
・米Coeur Mining社(本社:シカゴ)
Chihuahua州に保有するPalmarejo鉱山における探査の結果、銀、金埋蔵量が増加した。同鉱山の埋蔵量は銀47.0百万oz(前年比15%増)、金706,000oz(同19%増)と報告されている。同鉱山内のNación-Dana鉱床において実施したFS調査の結果を踏まえたものである。なお、2017年に実施したボーリング調査の結果、精測・概測鉱物資源量は56%増加した。
・米Hecla Mining社(本社:アイダホ州)
San Sebastián鉱山(Durango州)において、金埋蔵量が前年比17%増の43,000ozとなった。また、同鉱山のFrancine鉱床、West Middle鉱床において更なる鉱化作用が捕捉されている。
