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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年2月20日 リマ 栗原健一

ペルー:Doe Run Peru社資産入札、13社が関心を示す

 2018年2月10日付け地元紙によると、2月9日、清算手続き中であるDoe Run Peru社の債権者会議が開催され、合計10社以上の企業が同社資産のCobriza鉱山(Huancavelica州)やLa Oroya精錬所(Junin州)の入札参加に関心を示していることが明らかになった。入札は3月以降に実施される見通しとなっている。
 Doe Run Peru社の入札管理手続きを担うDirige社によれば、Cobriza銅鉱山に関しては、11社が入札要綱を購入し、そのうち5社が鉱山を訪問・見学した。関係筋によれば、Cobriza鉱山入札にはGlencoreのほか、中国のShouxin社やBaiyin社のコンソーシアムが参加する見通しとなっている。Cobriza銅鉱山は年間12,000tの生産規模を持ち、過去にはおよそ20,000tを生産していた。
 一方、La Oroya精錬所については2社が入札要綱を購入したが、企業側の関心はCobriza鉱山に集まっている。

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