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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2018年2月27日 リマ 栗原健一

ペルー:Hochschild Mining社、ペルー及びアルゼンチンの鉱山に135mUS$の投資を計画

 2018年2月22日付け地元各紙によると、Hochschild Mining社は、ペルーやアルゼンチンの既存鉱山に対して125~135mUS$を投資する計画である。
 このうちInmaculada金・銀鉱山(Ayacucho州)には40~45mUS$、Pallancata金・銀鉱山(Ayacucho州)に35mUS$、Arcata金・銀鉱山(Arequipa州)に7mUS$、San Jose金・銀鉱山(アルゼンチン)に43~48mUS$が投資される予定となっている。
 さらに、ステージの進行した案件への探鉱に17mUS$、初期段階の探鉱に10mUS$を投資する計画である。
 Bustamante社長によれば、Pallancata金・銀鉱山における優先事項の一つは追加的な鉱脈を探すことを目的とした探鉱の実施であるとし、Pablo鉱脈における探鉱を継続するほか、Marco-Farallonゾーンの鉱化作用の延長に対するボーリング調査の実施や、Palcaゾーンにおける物理探査やマッピング実施に加え、ボーリング調査の実施に必要な許認可手続きを行う予定である。また、Pallancata金・銀鉱山東部のCochalomaゾーン、Esperanzaゾーンにおけるボーリング調査の許認可手続きも実施される計画となっている。
 Hochschild社は、2018年に38百万oz(約1,181.9t)の銀を生産する見通しを示している。

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