ニカラグア：La India金プロジェクト・処理プラント建設に係る環境社会影響評価書提出

　2018年2月26日付け地元紙によると、英Condor Gold社（本社：ロンドン）は、同社が保有するLa India金プロジェクトの2,800t/日の処理プラント建設に係る環境・社会影響評価書を再度検討し、天然資源環境省に提出したことを明らかにした。同社関係者は、今回の建設工事で地域住民約千名の移転が必要ないものとなり、地域住民への影響を軽減できたとの見解を示した。なお、同プロジェクトは、鉱山設備の建設場所を当初の計画から変更するため、許可申請に遅延が生じていたが、本年1月、同社関係者は、開発に必要な全ての許可を、半年以内に取得できると述べていた。
　また、2014年の同プロジェクトのFS調査では、露天掘り採掘により開発が進められ、金推定鉱石埋蔵量は6.9百万t（品位：Au 3g/t）、生産量80,000oz/年、7年間の生産が可能と推計されている。